2012年08月22日

肌の保湿:保湿クリームの利用

肌の保湿ケアで、キーワードとなる化粧品が保湿クリームあるいは乳液と呼ばれるものです。
これらは、保湿化粧水で肌に水分を補い保水した後、その保湿成分から水分を蒸発させないために使用するケア製品です。

クリームや乳液は、化粧水等で肌に与えた保湿成分を逃がさず、うるおいを保ち続けられるように考えられた化粧品です。
水分と油分が含まれており、細かい水分子と油分子が分散した乳化と呼ばれる状態になっています。
水とも油とも馴染みやすくなっているので、十分に保湿された肌になじみます。
また、肌の表面に保湿膜を作るので、一度取り込んだ水分を逃がさないように保湿効果も持っています。

クリームや乳液には多くの種類があります。
肌の保湿を目的として使用する乳液は、肌の保湿効果のある乳液を選びましょう。

最近よく見かけるのが、セラミド入りの保湿クリームです。
セラミドは皮膚の表皮の角質細胞同士の隙間を埋める細胞間物質の主成分です。
表皮に存在するセラミドは、肌の水分を取り込み保湿効果を保っています。

しかし、加齢とともにセラミドの量は減少していきます。毎日の肌の保湿ケアでセラミドを補うことは、保湿効果を高めるために大変よい方法です。

保湿化粧水や保湿クリームで肌の保湿ケアをする前に、古くなった角質やクリームをきれいにおとし、洗顔しましょう。
とはいえ、熱すぎるお湯を使用したり、石鹸で一生懸命こすったりすると、健康な角質層を傷つけてしまうだけでなく、表皮のセラミドも洗い落としてしまいます。

力を入れて肌表面をこするのではなく、石鹸を細かく泡立てて、泡でなでるようにさする洗顔方法がよいかと思います。

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肌の保湿:コラーゲンの利用

肌の保湿に重要な役割を果たしている成分のひとつにコラーゲンがあります。
コラーゲンは肌だけでなく、動物の皮膚や関節、臓器などあらゆる部分に存在しているタンパク質の一種です。
人間の体内にはタンパク質が全体の約20%を占めていますが、そのタンパク質の3分の1がコラーゲンであると言われています。

コラーゲンは網目状の構造をして、長く伸びたタンパク質の繊維があちこちでお互いにつながっています。
その網目の中に水分子をとりこみ、ばね状の弾力によって肌にはりとうるおいを与えているのです。

コラーゲンは25歳くらいをピークに、加齢とともにだんだんと減少していきます。
紫外線による損傷や喫煙によるダメージなどによっても、コラーゲンが減少してしまいます。
コラーゲンは新陳代謝によって次々と新しく作り出されています。古くなったコラーゲンは弾力性を失い、保湿能力も落ちてしまいます。
その結果、肌のつやや弾力がなくなりしわやたるみの原因をつくってしまいます。

人間の肌では、コラーゲンが保湿効果やはりやつやに重要な役目を果たしています。
真皮組織では、その70%がコラーゲンであると言われています。

肌の保湿ケア化粧品では、コラーゲン入りの保湿化粧水や保湿クリームなどが多く見られるようになりました。
コラーゲンはタンパク質なので、なかなか肌から吸収するのは困難です。

できるだけ質量の小さいコラーゲンを利用すると、効率よく肌の保湿を行うことができます。
現在では、ペプチドコラーゲンやマイクロコラーゲンと呼ばれる低分子のコラーゲンを使用した保湿化粧品が開発されています。
低分子のコラーゲンはすっと肌に吸い込まれるように馴染んで、肌の保湿感が実感できます。

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肌の保湿:ヒアルロン酸の利用

肌の保湿化粧水や保湿クリームにヒアルロン酸を利用した製品が多く見られます。
ヒアルロン酸にも大きな保湿効果があり、メーカーはこれを肌の保湿に利用しています。

ヒアルロン酸は、真皮には存在していますが表皮にはありません。
ヒアルロン酸はコラーゲンやセラミドと同様に大きな保湿効果があることから、セラミドやコラーゲンの代用品としても肌の保湿化粧品に利用されています。
しかし、肌から吸収された保湿成分としてのヒアルロン酸が真皮まで到達することはありません。
保湿化粧品によって真皮のヒアルロン酸の量を増やすことはできません。

肌の保湿化粧品に配合されているヒアルロン酸のほとんどは、人工的に化学合成されたものです。もともとは鶏のオスの鶏冠(とさか)から抽出していたので、コストがかかり、ヒアルロン酸配合の保湿化粧品は高価でした。
今では、セラミド配合の保湿化粧品よりずっと安価に入手することができます。

ヒアルロン酸は非常に高い保湿能力を持っています。その保湿能力は、一度吸収した水分は乾燥状態でもなかなか蒸発しないと言われています。
保湿化粧品には化粧水やクリームなどに、コラーゲンやセラミドど一緒にヒアルロン酸が含まれているものが多く見られます。

ヒアルロン酸配合の保湿化粧品を使うと、肌がべとつく場合があります。
特に汗をよくかく夏場や、20代のような肌に充分うるおいのある人が使った時は、保湿しすぎてお化粧がのりにくいことも出てくることが考えられます。
ヒアルロン酸配合の保湿化粧品は、コラーゲンやセラミドが減少してきた年輩の人を中心に利用すると良いでしょう。

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